■ 畳岩
畳岩は上高地からみるとジャンダルムの手前、岳沢の左上に見える三角形の大きな壁です。最高3級+位の開けた明るいクライミングが堪能できます。スラブ系なので昔の本には「足裏の皮が一方に寄ってしまう」と書かれていましたが、現在はフリクションの良い靴があるので快適。底に柔軟性があるフリクションの良い運動靴で登攀するのがお勧め。勿論クライミングシューズでもOK。
ジャンダルムと組み合わせれば充実します。

■ジャンダルム北壁 右または左ルート、T1
奥穂から見えるジャンダルムの壁を登ります。3000,mでのクライミングなので雰囲気は滝谷かそれ以上。そして誰もいない。9月は畳岩を登った後ここを登ると充実です。
傾斜が結構ありますよ。

畳岩
1日目:松本(昼過ぎ)=上高地または岳沢
2日目:上高地(岳沢)~畳岩登攀~岳沢~上高地(9h)
畳岩・ジャンダルムT1
1日目:松本(昼過ぎ)=岳沢(テント泊)
2日目:岳沢~畳岩。・ジャンダルムT1登攀~岳沢~上高地(10h)


超クラシックなルートなんですが、なぜか誰も登ってない。たぶん下からはっきりと見えないのと、終了点がピークではないのが理由だと思うけど、ここの場合は終了点が奥又白池というすばらしいところなので問題なし。白い岩を登り、紅葉と前穂東面の壁がすばらしい奥又白池へ行きましょう。
畳岩または六百山と組み合わせるというのもいいアイデアです。

中又白谷登攀
1日目:上高地BT~徳沢 (2h)
2日目:徳沢~中又白谷登攀~奥又白池~徳沢~上高地(10h)


奥又白池と前穂高東面の岩壁が織りなす快適な場所。ここでのんびりできたら最高です。翌日は北尾根を登ったりもできますが、ここではA沢から前穂高岳へ登り、明神主脈を縦走します。テント泊ですが、登攀道具はあまりないので、荷物の量は多くないです。テント泊のバリエーション入門といった感じです。

奥又白池~明神主脈縦走
1日目:上高地~徳沢~奥又白池(6-7h)
2日目:A沢~前穂高岳~明神主脈縦走~上高地(10h))

上高地に近すぎで忘れられた存在でしたが、最近少しずつ増えてます。急なガレ場が核心です。名前はむかし六百石もの木が取れたからと聞いてますが、木って石高で表現したっけなあ・・・・・・。槍穂高に新雪がかぶったころがベスト。上高地早朝発の日帰りです。

六百山(日帰り)
上高地前泊または上高地早朝集合での登頂(7-8h)
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