ウチナー シーカヤックの旅 | |
11月5日 | |
昨年に続き、今年もウチナー シーカヤックの旅に出かけました。パートナーもちろん近所のKガイド。だって私はカヤック今回で2回目で道具はなにも持ってませんから。 |
今回の障害予想は高波と鮫。高波で沈没->鮫が来る->我々は食料となる。鮫に食べられるのは痛そうだ。ビビる。 完成。出航の記念写真。 |
目指すは目の前に見える竹富島。波は問題なし。ただ航路が近いので船が多い。 |
竹富島へは1時間ほどで到着。この島は赤瓦の町並みで有名。石垣島からも近いので観光客が多い。我々は場違いの格好で町を散歩した後、今日の目的地である無人島の嘉弥真島へ向けて再度乗船。約2時間漕いで島に到着。なんか思ったより海と浜が綺麗でなくがっかり。気温も高く30度超。二人とも日射病みたいになりだるい。湿気も凄く、全てのものが湿気てくる。本もベチャベチャになり読めない状態。 今回の宿はBDのメガライト。蚊と沢山のウサギが寄ってきて、のんびりできなかった。 |
11月6日 | |
朝コーヒーを飲んで出航。後ろは小浜島。 |
早くも目的地である西表島に到着。海流が速く危ないと聞いていたが、全く問題なく楽勝であった。よかった〜鮫君達に会わなくて。丁度干潮時だったので、リ−フ内は浅くなり船を漕ぐことができなくなる。外海で出て大回りすればいいのだが、すぐだろうと思ってカヤックを引っ張る。しかしこれが1時間以上もつづくのであった。 |
うつぼ君がびっくりして逃げていく。浅いのでうつぼ君も体を斜めにして泳いでいる。 遡行して川が浅く、漕げないところまで入り後は徒歩15分位で観光場所である滝に到着。我々は普段から大きな滝を見ているので、それほど感動がない。西表島には滝が多く、この川に近くにも50mもあるピナイサーラの滝というのがある。氷河期がきたら沖縄でアイスクライミングなんて企画どうですか?もっとも我々が生きていられないか。 |
海から西田川という川に入り遡行する。まるでアマゾン。これぞ西表島。 この日は星砂の浜というところでキャンプ。途中上陸した時に寄ったス−パーで聞いたおねえさんは「凄い綺麗ですよ」と言っていたが、いまいち。時期が悪かったのかなあと思いはじめる。 今日は強力な藪蚊と山羊がいるキャンプ場。 |
11月8〜10日 | |
またもやアマゾン見たいな川を遡行し、水落滝というところへ。その間何度もスコールのように大雨が降ってきた。そして西表島の一部なのだが、船でしか行けない船浮という集落で泊。というのは今日からしばらく天気が悪くなり、ここから先は人が誰も住んでいないエリアなので荒れたらまずいからだ。とりあえず行ってみようという案もあったが、行かなくて良かった。2日間は凄い雨と風で、キャンプなんてしたら大変なことになったろう。ここでは民宿の好意で空いている集会所を使わせてもらった。まさかここに3泊もするとは思わなかった。 |
船浮の上陸後、魚影が見えたので竿を入れると2回目で10cm位の小さい魚がつれた。今回の旅では、それ以降2度と釣れることはなかった。 停滞ですることといえば睡眠、食事、読書、散歩。これは豪華?夕飯。 |
11月11日 | |
停滞3日目雨がやんでも海は荒れている。残念だがここで敗退。石垣島に戻り、観光モードに変更だ。まずは石垣島で沖縄県の最高峰である於茂登岳に登頂。急ぎ足で30分でした。 夕方の底地ビーチ。犬と遊ぶ地元の人。いいなあ。 |
川平湾。とても綺麗。 御神崎灯台。天気は回復しても海は凄く荒れている、良かった〜カヤック中止して。 |
11月12〜13日 | |
今度は普通の船で黒島に渡る。この島は牛が人間よりも多い島。なんか景色が北海道だ。いい環境で育っているのでおいしい肉になるだろう。 |
島は小さいので自転車で移動できる。 |
民家のシーサー「阿」 荒れた海。リーフの中で今回はじめての泳ぎと釣り。やっと青い海で泳げた。 |
民家のシーサー「吽」 そして海に日が落ちていく。 |
昨年も感じたが沖縄は気候、景色、地名等あまりに独自性があります。江戸初期に九州から侵攻し琉球藩となり、その後アメリカの統治下を経て沖縄県となっていますが、ここは琉球国としたほうがいいなと感じました。離島にいくと、その昔どうやってここに人がきたんだろうと感動しますね。 カヤックの経験がないのでエリアや波の判断はほぼKガイドまかせ。感謝。来年の11月は沖縄クライミング&観光ツアー企画します。行きませんか。 |