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ベーシッククライミング講習

これからバリエーションルートへ行きたい人へ

熟練者向きの山や、これからバリエーションルートを行きたい方向けの基本的な岩登り講習です。必要な道具・道具の使い方・基本的な登り方・確保技術・懸垂下降等の基本事項を覚えましょう。まずはガイド山行で最低限必要とされる技術講習を行います。道具や技術には全て根拠があります。ただ出来ればいいのだけでなく、正確にできるようになりたいですね。。
慣れてくれば、リードクライミング・クラッククライミング技術・マルチピッチ技術へ発展できます。

基本
必要な道具の説明
道具の携帯方法
ハーネスの着用
ハーネスの着用
技術
基本的な登り方
色々なムーブ
山での登攀
セカンドでの道具の回収
簡単なマルチピッチ登攀
懸垂下降
自己確保
料金
¥10,000/日/人
場所
小川山、三つ峠、リード壁のあるジム


クラッククライミング講習

まずはハンドジャムから

クラックとは岩の割れ目の事。岩に面に一筋に走るクラック(スプリッタークラックと呼んでます)や綺麗なコーナークラック、ディエードルを、自分でプロテクションをセットりながら登ることを想像するとわくわくします。そしてフレークをレイバックで登ることを想像する時はドキドキします。シャミングテクニックを覚えると、山のルート、スポーツルートそして冬壁でも応用出来ます。クラックの場合はフットワークである、スメアリング、ステミングも重要な技術です。
フェース主体のスポーツルートを登っている人にとって、ジャミングは特別な技術と感じるかもしれません。しかし今のような頑丈なボルトがない時代は、プロテクションに自然の摂理を利用しなければならなかったので必然的にクラックにラインを求めてました。プロクションには最初はクラックに岩や本当のネジを入れてそれにスリングを回すという方法で行われていました。そして専用の道具であるナッツ、ヘキセントリックが開発され、今ではSLCDが主流です。
シャミングはクラックのサイズからシン、フィンガー、(シンハンド)、ハンド、(オフハンド)、オフウィズス、ワイドクラックに分けられます。まずは基本的な動作を覚えましょう。プロテクションは最初はSLCDの使い方を覚え、慣れればチョックも覚えたいですね。チョックは安くて軽いので便利です。海外等では山の壁の下降点支点としても用いられます。

概要
テーピング
ヨセミテ等の綺麗な花崗岩では必要ないけど、日本の荒い結晶の花崗岩ではやった方が安心。
ハンドジャム、レイバック
一番簡単でわかりやすい、ハンドクラック、レイバックから開始です。足のジャミング・ステミングも重要です。
シン・フィンガークラック
ちょっとグレードを上げて、フィンガーサイズのクラック。足はスメアリングになりますね。
オフウィズス
やはり必須ですね。辛いけど意外と安定します。
プロテクションのセット
SCLDの使い方(セット方法、角度、ディレクション)
チョックの使い方(セット方法、角度、ディレクション)
支点の構築(SEREN)
流動分散、独立分散
岩、自然物の利用、残置支点、カムでの作成
料金
¥15,000/日/人
場所
小川山、不動沢、湯川

マルチピッチ・クライミング

クライミングの本来の楽しさ

マルチピッチ・クライミングとは1ピッチ以上のルートを連続して登ることです。ガンガン登って高いところへ。クライミング本来の楽しいところです。廻り平周辺・瑞牆山・海金剛はもちろんのこと、北アルプスの剣、屏風、錫杖、滝谷、北岳、甲斐駒、谷川岳、奥鐘、唐幕、丸東での壁も普通のマルチピッチ・ロック・クライミングです。
アルパイン・クライミングとは雪、氷、岩のあるルートのこと。日本ではなぜか山にある壁をアルパインとか本ちゃんとか呼んでますが、氷雪がなければ普通のマルチピッチクライミングです。そう考えれば(事実そうなんですが)より気楽に楽しめるでしょう。

装備、道具
ロープ(シングル、ダブル、ツイン)、下降路、作戦、ルートの長さによる装備の違い。
登攀システム
確保方式、支点の構築、セリフビレイ、つるべ式、ロープの整理
懸垂下降
ロープの結束、仮固定、バックアップ
おまけ
シンプルクライミングも一緒やっちゃいましょう。そうなると2日間欲しいですね。
料金
¥20,000/日/人(~4人)
場所
小川山、三つ峠

シンプルなクライミング

少ない道具でクライミング

もう一つオススメはシンプルな道具(カラビナ、スリング、チョック、(SLCD))でのマルチピッチクライミングです。山のルートで危急時対策になりますし、岩稜ルートでの軽量化も可能です。一部マルチピッチクライミング講習やクラック講習と重複します。

料金
¥12,000/日/人(2~4人まで)、¥8,000/人(6人まで)
場所
小川山、三ツ峠、不動沢、湯川



セルフレスキュー

岩稜、マルチピッチクライミングでは必須

ここでは山やマルチピッチクライミングで必須のセルフレスキューを覚えます。

基本ロープワーク&ノット
まずは基本です。正しい仕組み・名称を覚えましょう。
フリクションヒッチ各種
プルージック、オートブロック、クレムハイスト、トレス他にも色々あります
支点構築
講義、実技
倍力システム
1:2、1:3、1:5、1:7、1:9~、注意点
ロワーリング&仮固定
ムンターヒッチ、ミュールノット、マリナーズノット、結び目の通過
バックアップ、結び目の通過
自然物を利用した支点構築
木、岩、ブッシュを利用
張り込み
川の渡し、川原、谷からの救助
搬送
簡易ハーネス、ザック・ハーネス・雨具を利用しての背負、ザック担架
料金
¥20,000/日/人(2~4人まで)、¥8,000/人(6人まで)
場所
小川山、三ツ峠、人工壁


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